先物取引用語集 さ行


差金決済(さきんけっさい)

先物取引やオプション取引の決済の際、原商品の受け渡しをせず、算出された損失又は利益に応じた金額(差金)のみを授受する決済方法のこと。取引所為替証拠金取引では、決済は差金決済で行う。


指値注文(さしねちゅうもん)

指定された価格、またはそれより有利な価格で取引を成立させる注文手法のこと。価格の限度(売りであれば下限価格、買いであれば上限価格)を示して行う注文なので、あらかじめ発注するときに、取引をしたい価格が明確になっている場合に用いる。買いの場合には指値以下で、売りの場合は指値以上で取引される。

指値注文が約定した場合、投資家が希望した値段かそれよりも有利な価格で売買することができるが、注文が約定しないこともある。

指値注文で取引が即時に約定しなかった場合には、注文が約定するまで、または、注文の取消をする(注文の有効期間になる)までの間、有効な注文として市場に注文は残ることになる。


自己資本規制比率(じこしほんきせいひりつ)

証券会社の財務の健全性を測るための指標の一つで、不測の場合に、その証券会社はどれだけお金を都合できるかという、財務の余裕状況を示した指標のこと。証券取引法では、自己資本規制比率120%維持が義務付けられているが、一般的にはこの指標が200%以上ならば、まずまず安全ラインといえるだろう。


証拠金(しょうこきん)

先物取引で取引で損失が生じた場合にも決済の履行が確保されるように、取引前に差し入れる確保するために差し入れる保証金のこと。


ショート(Short)

売ポジションを保有している状態のこと。売り持ち。反対の買い持ちはロング。


シャープ・レシオ(Sharpe ratio)

ウィリアム・シャープ博士(ノーベル経済学賞受賞)によって開発されたパフォーマンス指標。単純なリターンではなく、そのリターンを得るためにどれ位のリスクを取っているかを計測する指数で、

(ポートフォリオの収益率-無リスク証券の収益率)/ポートフォリオ収益率の標準偏差(リスク)。

多くの資産の組み合わせであるポートフォリオ全体のリスク調整後のリターンを意味し、シャープ・レシオが高いほうが良いとされている。


スプレッド取引(スプレッドとりひき Spread trading)

2つの証券の売値と買値の「価格差(スプレッド)」または「金利差」を利用しておこなう取引のこと。
先物取引の場合には、先物の価格差を利用して「同一市場で異なる限月」(その取引を「カレンダースプレッド取引」という。)や、あるいは「異なる市場で同一限月」(その取引を「インターマーケットスプレッド取引」という。)の商品間において、価格差が一定水準以上に乖離した場合に、割高な先物を売り建て、同時に割安な先物を買い建てる取引のこと。


スポット(Spot)

現物取引のこと。


スポットレート(Spot Rate)

現物(直物)取引のレート。直物相場。


損益レシオ(そんえきれしお)

一回当たりの平均利益を一回当たりの平均損失で割った比率の事。この数値が高いほど、勝率とのバランスがとれて初めて優れたパフォーマンスを持ったシステムといえる。


 

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